2019年 08月 18日
『あいちトリエンナーレ2019』 その32
『表現の不自由展・その後』のこと
この作品が展示中止になったので、話題になりました。そもそも展示作品、アーティストの選定の際に、このような話題になると思わなかったのかなと。
国内的に非常にデリケートな問題をテーマにしているが、「表現の不自由展」のことを知らないので、正しいことを書けていないかもしれないけれど、その”表現”が偏っていなかったか?自分が信じているものだけの表現だけが展示されない不自由だという内容ではなかったから問題だったのかなと。
この『表現の不自由展・その後』に、ナチスドイツのシンボル、ハーケンクロイツであっあったり、日章旗をモチーフにした作品、戦犯を英雄視する作品があれば、それこそ、真の「表現の不自由展」ではないかと。左派、右派の人たちが手を取り合ってこそ、「表現の不自由展」なんでしょうが・・・。実際にこの展示作品を観ていないので、正しい”表現”になっているかわかりませんが・・・。
おかしいなぁと思うことは、ここに参加したアーティストが、この件に対する抗議の意味で、自ら出展を取り止めていることです。うぅ~ん、どうなんでしょう?抗議のために展示を止める。まぁ、アーティストの自由なんでしょうが。
私は、抗議文を出して作品を展示することが最良だと思う。自分の作品の横に大きく、抗議文を貼りだしてやればいいのに!それなら、もっと意志が伝わるのに、もっといい抗議できなかったのではないかな?表現の自由に抗議するために、自ら表現の場を放棄することは決して最良ではないと思うのです。(主催者側からそれも中止されていたのなら、すみません)
by neo-hachi
| 2019-08-18 08:48
| アート