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海老蔵の新たな『石川五右衛門』を観た

 2年前に観た市川海老蔵さんの『石川五右衛門』が素晴らしかったため、期待をして新橋演舞場に行きました。あまりに期待が大きいため、どうせ観るのなら昼公演、夜公演、1日2公演鑑賞してきました。

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 昼公演は、3階席の左サイド側。これは失敗しました。花道は観れないのは、覚悟していましたが、舞台の3分の1、いや半分弱は完全に見切れてしまう席でした。観てから思うのですが、舞台上の会話、演出(花道があるし)は、左サイドが多いなぁと。だから、大半話し声だけで、舞台上にいると気付かなかったシーンがありました。(障子越しかなと思って見てました。)見えにくいとは思っていましたが、ここまで歌舞伎の醍醐味が味わえないと思えませんでした。隣の親子組のお母さん同様、安いからと言って観る席ではないと思いました。

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 夜公演は、1階席中央列、花道寄りという、絶好のポジション。海老蔵さんの舞台を堪能できました。やっぱり、良いものは、良い席で観ないといけません。あの席でしか観ていなかったら、感想はまるっきり変わると思います。

で、内容ですが、御園座で観た『石川五右衛門』からさらにパワーアップしてました。五右衛門が、まさかの中国大陸で大暴れですから。五右衛門丸が出てきたり、セットも豪華で華やか。

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 海老蔵さんらしい歌舞伎でしたが、私は、五右衛門が妖術を会得する雪の立ち回りシーンがなくなっていたのは、残念でした。
by neo-hachi | 2015-01-17 09:16 | 舞台