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『當る午歳 吉例顔見世興行 東西合同大歌舞伎』 南座

 今年は、いろんな歌舞伎を観ました。愛之助の現代風の『GOEMON』を観たり、海老蔵の早変わりの『五月花形歌舞伎』を観たり、右近の現代語の『新・水滸伝』を観た充実した1年でした。そんな歌舞伎観た1年の締めくくりは、歌舞伎のお祭り、吉例顔見世興行観なきゃならないでしょう。

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 南座の吉例顔見世興行で二代目市川猿翁、四代目市川猿之助、九代目市川中車襲名披露も行われました。はじめて観ましたが、本当にお祭り興行ですね。その名の通り、出演者多数のため、演目毎にガラッと変わる豪華さです。

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 演目もいろんなジャンルを揃えて、歌舞伎を担う人たちすべての公演だと感じました。ただ、良いところから抜き出した感じなので、演目によっては、もっと観たいと思うものがありました。

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 ただし、1日で昼公演、夜公演は観るのはやめた方がいいですね。とにかく公演自体が4時間越えですから。しかも、出演者が被らないせいか、通常なら昼公演と夜公演の間には、1時間程度の時間が空くのに30分くらいしかなく、その日の10時半から21時半まで、歌舞伎三昧でした。

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 『吉例顔見世興行』は、タフな歌舞伎鑑賞でしたが、一度は味わうイベントだと思います。お気に入りの役者も一人はでているでしょうから。
by neo-hachi | 2013-12-28 10:21 | 舞台