2013年 12月 29日
秋田に行ってみた その15
金木は、太宰治の小説を読んでいたら、出てくる地名なので、知っている人は知っていると思います。
太宰治記念館「斜陽館」は、太宰治の生家、津島邸です。豪邸で、実家が裕福な生活をしていたのがわかります。
彼の子供の頃と小説の内容がリンクする展示物や彼が自殺する頃の記事、寄稿などの展示物などを読んでいくと、なんか感慨深く、いろんなことを考えてしまいました。
私が訪れたかった部屋、以前NHKで放送された番組で出てきた部屋、春夏秋冬の漢詩が書かれた襖がある部屋。この秋の漢詩の書かれた襖に『斜陽』の文字があるのです。太宰の愛人の娘が見て言った言葉、 「『人間失格』よりもいい思います。遙かに。 斜めですから・・・太陽が。ちょっと寂しいですけれど、まだまだ明るいわけですから。」
太宰治記念館「斜陽館」から出て、向かいのお土産屋さんで、買ったのが、その名も「太宰餅」。
by neo-hachi
| 2013-12-29 20:19
| 旅