人気ブログランキング | 話題のタグを見る

日本に帰れないかも・・・・

私をUAEへ連れてって その33


 タクシーに乗って、アブダビのグランドモスクの夜景を見ながら、アブダビ市内から離れていきます。今朝ドバイに到着してから、何台のタクシーに乗ったのだろう?アブダビでも、これで4台目かな。最初は、運転手の横の座席に座ってました。今回も、運転手の横の座席に座ったのですが・・・

 運転手 「どこから来たの?中国?」

 このフレーズは、話しかけてくる運転手、ほぼ全員が訊きます。

 私 「日本から来ました。」

 と答えると、大抵の運転手はフレンドリーな扱いになります。「日本素晴らしい国だ」とか「マイ・フレンド」とか、日本人は好かれているようです。ただ、今回の運転手は、よく話し掛けてきて・・・

 運転手 「何しに来たのか?」」

 運転手 「結婚しているのか?」
 私 「結婚していません」
 運転手 「家族は?兄弟は?私には妻がいて、子供も二人いるんだよ」


 という感じで、結構話し掛けて来るんです。ただ、私の今日は行動は、少々ハードなスケジュールなんで、疲れていました。だから・・・

 私 「私は今日、日本からやってきました。とても疲れています。私は眠いんです。」

 と言うと、彼は「問題ないよ。座席を倒して寝なよ。」と言われ、少しウトウトモードになり始めたところで・・・

 運転手 「※△○☆■∵◎$#㊦・・・」

 なんだ、なんだ、なんか独り言言い始めたぞ

 運転手 「@&☆▼£Ж〒%∽・・・」

 長いぞ、歌というより呪文のような感じで、恐くなってきました。このままどこかへ連れて行かれるんじゃないかと不安になってきました。眠気も覚めてしまいました。ドバイ~アブダビは、大きな道路で繋がっているので、道が逸れると違うところへ行くのがわかりますので、道が逸れないか前をじっと見ていました。

 そんな状況の中、100km以上出していたタクシーのスピードが急に落ち始めて、路肩に停まったんです。これはヤバイかもと、この時は、この後何が起きるんだろうってドキドキしていました。お金とか取られてタクシーから降ろされるんじゃないかとか、テロリストに引き渡されるとか・・・・。

 しかし、また走り出して、私に一言、「ガソリンが少ないので、スタンドに寄るけどいいかい? 」「・・・・・、もちろん」 さっき停まったのは、それが理由だったんだ。ホッとしました。やっぱりいい人だったんだ。でも、独り言はいったい何だっただろう?

 無事、ホテルに到着しました。23時半過ぎにホテルに戻って来ることができました。だいたい1時間半ぐらいでした。これはドバイのホテルの位置次第で20~30分は違うかもしれません。
by neo-hachi | 2009-12-16 22:30 | UAE遠征